平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

TEAMファイナルラウンド 男子出場チーム一覧

V・プレミアリーグ

  • 豊田合成トレフェルサ

    2015/16シーズンの快進撃は、天皇杯から始まった。初の栄冠を手にした勢いのまま挑んだV・プレミアリーグでも優勝を飾るなどシーズンを通して強さを発揮。日本屈指のリベロ古賀幸一郎主将、得点源のイゴール・オムルチェン、オリンピック世界最終予選でも活躍したミドルブロッカーの傳田亮太ら豊富な選手たちが織り成すビッグスケールのバレーで連覇に挑む。

  • パナソニックパンサーズ

    ベテランエース清水邦広、福澤達哉が、ミドルブロッカー山内晶大ら若手を牽引。全日本でも活躍中のセッター深津英臣が豊富なアタッカー陣を操る。今季よりポーランドの攻守の要ミハウ・クビアクが加入し、そのハイレベルなスピリットに触れ、技術、メンタルともにレベルアップ。王者奪還に燃える。

  • 東レアローズ

    ミドルブロッカー富松崇彰やウイングスパイカー米山裕太らベテランと若手の融合でトップを目指す東レ。今季はこれまでなかなか成果の出せなかったサーブの強化に意欲的に取り組み着実に結果に結び付けるなど、好調をキープ。目指すは天皇杯の頂点だ。

  • ジェイテクトSTINGS

    V・プレミアリーグ初参戦のシーズンとなった2013年の天皇杯でいきなり決勝に進出するなど、話題をさらったジェイテクト。着実にチームの強化を進め、V・プレミアリーグでも昨季はこれまで最高となる4位に入った。ベテランセッター高橋慎治、高さあふれる古田史郎、世界の大砲であるカージスキ・マテイら豊富な戦力をベースに目指すは初優勝だ。

  • JTサンダーズ

    チーム創部80年余の歴史を誇る、日本バレーボール界最古参のチームの一つ。今季より深津旭弘がキャプテンに就任。エース越川優、八子大輔、ミドルブロッカー町野仁志ら、計算できるベテラン勢を軸に、2014年以来の優勝を目指す。

  • 堺ブレイザーズ

    今季より真保綱一郎監督が就任、伝統のブロックとディフェンス力を生かした“鐵人バレー”に組織的な攻撃力をミックスした新しいスタイルに挑む。V・プレミアリーグ開幕時はケガ人が多く苦しんだが、新人の高野直哉など新戦力も活躍するなど戦力に厚みが増してきた。

  • サントリーサンバーズ

    かつてサントリーサンバーズの黄金期の不動のエースとして活躍したジルソン・ベルナルド氏が監督に就任して2シーズン目。エース柳田将洋の頼もしい活躍に加えて、新人ながら安定したサーブレシーブ力を誇り攻守の要として藤中謙也も活躍中。V・プレミアリーグ開幕時から好調をキープ。その勢いで一気に頂点へと駆け上がりたい。

  • FC東京

    昨季まで堺ブレイザーズでプレーし、V・プレミアリーグで最高殊勲選手を獲得した実績を誇るペピチ・ミランが移籍加入。大黒柱の手塚大、ミドルブロッカーの衛藤英興の中堅と新人セッター手原紳、同じく新人の栗山英之らの爆発力で一つでも多く勝ち進みたい。

V・チャレンジリーグ

  • トヨタ自動車サンホークス

    東海ブロック代表

    2015/16V・チャレンジリーグⅠでは3位となった。チームの特徴は「全員レシーブと全員攻撃」。新人選手の加入により層に厚みも増し、サーブ、ブロックと連係したレシーブと思い切った攻撃と粘り強さを武器に上位進出を目指す。

  • 大同特殊鋼レッドスター

    東海ブロック代表

    キャプテンでウイングスパイカーの久保田雅人、新人セッターの長谷川優太を中心としたコンビバレーが特徴。大同特殊鋼レッドスターとして10周年の節目の年となる今季、基本プレーを重視し徹底強化を積んできたその成果をコートで発揮したい。

  • 大分三好ヴァイセアドラー

    九州ブロック代表

    V・プレミアリーグの経験もある大分三好。昨季のV・チャレンジリーグⅠで敢闘賞、得点王、スパイク賞と3つの栄冠を手にしたポイントゲッター、ヤカン・グマを擁した高い攻撃力が強み。エース細川優樹もケガから復活。活躍に期待大だ。

クラブチーム

  • 岡崎建設Owls

    東北ブロック代表

    岩手県紫波町を拠点に活動。地元で開催された今秋の岩手国体で初のベスト4に進出を果たすなど、着実に強化を進めてきている。クラブチームのトップランカーとして、この天皇杯でも大きくジャンプアップしたいところだ。

大学

  • 北翔大学

    北海道ブロック代表

    実力伯仲の北海道から、今年は競り勝つ強さを武器としてファイナルラウンドへ。長身選手はいないが、セッター池田を中心としてあきらめずに戦い抜く。比較的1、2年生の多いメンバー構成となるため、怖いもの知らずの力を発揮できれば、おもしろい存在に違いない。

  • 近畿大学

    近畿ブロック代表

    若手の台頭も興味深い、関西の強豪。川口、米澤、小林といった個性豊かな2年生スパイカーたちが自信を持って戦えば、ベスト8入りを果たした3年前の再来も夢ではない。大型の選手も控えており、うまく攻守をかみ合わせることで、会場中の注目を集めるバレーが展開されるはず。

  • 愛媛大学

    四国ブロック代表

    四国ラウンドを勝ち上がってファイナルラウンドへと名乗りを上げる、常連チーム。例年、1回戦で高校のトップチームに苦しめられていたが、昨年は見事フルセットで初戦突破を果たした。高さのある筒井らの活躍にも期待がかかる今年は、さらに高い壁を突破して上位進出を狙う。

  • 筑波大学

    関東ブロック代表

    今年度、関東の春季大学リーグで優勝。ミドルブロッカー兒玉、レフト秦ら高さのある攻撃陣を中根の安定したトスで生かす。全日本U-23ではリベロをこなす、サイド小池の頭脳的プレーにも期待。ケガに苦しみ続けてきた、NEXT4の一人・高橋(健)が大学最後の舞台で大暴れするか!?

  • 日本体育大学

    関東ブロック代表

    今年度の東日本インカレ初制覇をはじめ、関東大学リーグでも常に上位に食い込み、安定した成績を残している。絶対的守護神のリベロ山本や峯村を軸に、粘り強いレシーブ力が売り。1年生セッター河東のトスワークで相手を翻弄し、オポジットの高梨が得点を量産する。

  • 中央大学

    関東ブロック代表

    エースの石川がイタリアに渡り不在となってもひけを取らないほど選手層が厚いのが中央大。今夏からオポジットに転向した大竹のパワーあふれるスパイクで、もともと高い攻撃力にさらに磨きをかけた。昨年度はサントリーサンバーズを倒したが、今年度も実業団チームに真っ向から勝負を挑む。

  • 東海大学

    関東ブロック代表

    昨年度の大会では、ジェイテクトSTINGSを破ってベスト8入り。身長201cmのミドルブロッカー小野寺や、攻守にわたって安定感のあるレフト久原ら全日本に名を連ねる実力者がそろう。どこからでも打てるスパイカー陣を操る龍のトスワークとチーム全員で一体となった応援も武器の一つ。

  • 福山平成大学

    中国ブロック代表

    リベロ矢野の安定感あるボールさばきを基盤に、2年生エース迫田の機動力のあるスパイクで攻め込み、さらにミドルブロッカー野中の高いブロックでリズムを作る。中国大学秋季リーグ戦では、最終日に東亜大をフルセットで制して優勝。若いチームだけに、勢いに乗ると誰も止められない。

高校

  • 開智高等学校

    巧みなスパイクで点を重ねるだけでなくレシーブでも軸となる技巧派プレーヤーの東巧巳を中心に全員が攻守ともに安定している高校男子バレー界の強豪チーム。岡本捷吾のバネを生かしたジャンプサーブ、スパイクも武器となる。

  • 長崎県立大村工業高等学校

    インターハイや春高バレーでの優勝経験もある強豪、九州ブロックラウンド決勝ではライバルの東福岡高(福岡)に勝利し、ファイナルラウンド進出を決めた。今年からリベロとしてコートに立つ伊藤友健は、伊藤監督の息子。親子鷹で上位進出を目指す。

  • 創造学園高等学校

    伝統である『サーブ&ブロック』で徹底的に攻める長野の強豪校、昨年度の春高ベスト4メンバーも多く残る。攻守の要である中野竜は高い跳躍力を生かし、スパイク、ブロックの得点源になっている。オポジットの池田颯太も前衛後衛いとわず攻撃を仕掛けられる将来有望な選手。

  • 大阪府立大塚高等学校

    サーカスバレーと評されるトリッキーな高速コンビバレーが特徴。エース兼主将の中村駿介の攻撃力が軸でレシーブでも貢献するオールラウンダー。またリベロだった西山裕大がチーム事情によりセッターに転向。豊富なアタッカー陣をどのように操るか?注目だ。